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「いつまでも変わらないのね、春人は。」
「うっさい!!」
「春人先輩はそれでいいんです!!そこしか良い所ないんですから。」
『両手に花』と言っていい状況にある、今この時。
周りからは反感を受けるだろうが、俺にとってはただ邪魔なだけだ。
両隣から『飽きれ』と『追い撃ち』。
『飽きれ』はもう何度目か。
『追い撃ち』は…悪気がないと分かっているから逆に傷つく。
久しぶりに会ったってのに、なんだこのデジャヴュは。
幼なじみと後輩は、俺以上に変わらない奴らだった。
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