一人の少年

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「ん……朝か。」 カーテンの隙間から朝日が見える。 俺はベットから起き、カーテンを開ける。 「ん……あ゙~。」 窓から外を見ながら、背伸びする。 ゴキッ、と背骨が鳴る。 「目覚めはどうか、Φ[ファイ]?」 扉から、気怠そうな声が聞こえる。 振り返り、姿を見る。 そこには、 白衣を着ていて、金髪で、パイポを吸っていた。 「よぅ、ドクター、禁煙中か?」 「全室禁煙なんだよ。」 とても、医者とは思えないな。
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