時が過ぎても……

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店の中は昔と何も変わっていないから、リアルに思い出され、思わずフッ…と笑う私… ママ『実ちゃん?本当に別れてしまって後悔しない?』 私は何も答えられず下を向く。 カランカラン…… ドアの鈴がなり次々とお客様が来店し、いつもの様に仕事が始まる。 何もなかったように振る舞う実…… 店のママは、そんな実を心配そうに見ていた。 月日だけが過ぎていき、クマちゃんからは、相変わらず連絡がなく離れてから、一年近くがたとうとしていた。 そんな時、実の実家にクマちゃんからの手紙が届く。
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