終わりと始まり

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・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ というわけじゃ。」 老人の話を要約するとこうだった。 老人は五つの世界を管理する神であること・・・・・・・・・証拠にと純白の翼を12枚展開させ、神の後ろに天使を50体一瞬で呼び出した。 俺たちは皆事故で死んだ人間であること・・・・・・・・・現在地球に流れているニュースを映像で見せられた。 適当に選び力を与え転生させるためここへ飛ばされたこと・・・・・・・・・最近人間を転生させて楽しむのが神達の間で流行っているらしくやってみることにしたと・・・。 神「転生を断ってくれてもかまわぬよ、その時はちゃんと事故で死亡したと処理するからの」 俺(いやいや、死んでるんだったら誰も転生を断るなんてしないないだろう  転生で適当に強い力くれるって言うし今までより不自由しないじゃん!) 内心やったぜ!と心躍らせていると 女性「私は断らせていただきます。     報道で一緒に車に乗っていた子供の名前がありました・・・                一緒に・・・眠ろうと思います・・・。」    老紳士「孫が逝ったのに老いぼれが一人生きるなど・・・       断らせていただくよ」 男性「妻と子供がいない世界なんて考えられない・・・      死なせてくれ・・・」 少しの沈黙がおとずれ 神「うむ、わかった。来世に期待しておれ     他よりも少し幸せな人生を歩ませてやることを保証する」 三人「「「・・・はい・・・」」」 神が手をかざし三人は光に包まれ粒子になり空へと消えていった 俺(あ~・・・うん。人それぞれだよな)
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