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謁見の間は酷い有り様だった
フカフカだった絨毯は焼け焦げ。騎士の人達は皆地に伏し、魔法を使ったであろう大臣達が気絶し。王様は目を見開いたまま固まっているが無傷
サキ「タケヤ~速いよ~」
あれ?そういえばいつもより体が軽い
今はそんなことより!
タケヤ「王様!!何があったんですか!?リュウジはどこですか!?」
なんだか胸騒ぎがする。この感じはよく当たる方の
王様「あ、あぁ。望を聞いたら…私の首だと言い向かってきたんだ。騎士が立ち塞がったが歯が立たずに大臣も魔法を使った後気絶させられた。その後直ぐにあの窓から逃げたんだ」
タケヤ「そんなリュウジが?」
アリア「お父様!今すぐ賞金を掛けましょう!また狙われたら殺されてしまうわ!」
タケヤ「待って!!責任なら僕がサキ「タケヤ!!」ビク」
サキ「王族殺しとかって確か重罪で死刑なんだよ。だから庇えないんだよ」
タケヤ「そ、そんな。何かの間違いだ。リュウジが…そんなこと」
サキ「部屋に戻って休もう?ねぇ?」
僕は暫く放心状態で。部屋に戻ったのすら気づかなかった
朝
何かの間違いだ。リュウジがそんなことする筈がない
だから
タケヤ「王様。リュウジの事、僕に任せて頂けないでしょうか?」
直接会って。話をする!!
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