運命の始まり

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「神様!なぜこのような選択をしなければならないのですか!?」 「選ばなきゃいけないとは言ってないよ?・・・ただ、可能性に懸けるというのなら、これを選ぶのが良い決断かな」 「でも私の子は!恭はまだ小学2年生ですよ!?このままあの世界では生かす事ができないのですか!?」 「僕だってこのまま生かしてあげたいよ!!でも・・・あの世界では魔力をもつものは排除されるんだ・・・君達みたいに特殊な免疫を作られていないから・・・」 「では・・・あの子を・・・恭を殺すしかないのですか・・」 「可能性に・・・・・懸けるなら・・ね・・・・」 「っ!!・・・凛も・・・いいか?」 「えぇ、恭がこの世界で生きていけるなら・・・」 「では神様、失礼します」 「うん、幸運を祈るよ・・・」
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