第一章

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なぜ俺がこの学科を受けたかと言うと ここしか俺の頭で受かるところが無かったからだ。 家からも近いしこの学科の合格点なら受かるようなきがしたから。 恐らく2年のデザイン科の男子もそうだと思う。 俺の予想だけど…。 そうじゃなきゃこんな女子ばっかのクラスに進んで入らないと思う。 受験に落ちたあいつはわからんが…。 「…あっちー…」 初夏だというのになんだこの暑さは。 今でこんな暑いならこれから先はどうなるんだ。 考えたくもないな…。 俺は鞄の中に片手を突っ込んであるものを探す。 「…あ、あった」 俺の手に持っているあるものとは
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