プロローグ

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いつからだろう 君を目で追ってしまうのは いつからだろう 君が他の子と話していると 胸が苦しくなるのは いつからだろう 君を好きになったのは いつからだろう 君を忘れられないのは もし、戻れるのなら あの頃に戻りたい 戻って 君にちゃんと伝えたい 「 好き 」 って たった二文字なのに なんで伝えられなかったんだろう あの時、ちゃんと伝えていれば・・・ なんて後悔しても  もう遅い だって 君の隣りに  私は いない 君の隣りには  私じゃなくて  あの子がいた 君に伝えられなかった この二文字の言葉は 私の胸の奥の扉の中にしまっておきます
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