独りな夜

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家族が居ても ペットが居ても 友達が居ても 夜になれば寂しい 夜の風が私の心を拐って行く どこか遠くへ 月の光に照され ふと思う "独りの寂しさ"を 取り戻したいと願う 恋をしていたあの頃 戻りたいと願う 恋人がいた頃へ 前へ進めたくとも足が後ろへといく 次の恋を怖がるかのように そして思う 自分だけが不幸せだと 周りの幸せを憎む 独りな夜にふと空を見上げ 真ん丸な月を眺めて溜め息をつく
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