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この世界には彼女一人しかいなかった
世界は小さくそしてもろい
飛び出そうと思えばいつでも出られる
だが彼女は出ようとしなかった
彼女にとって世界は守るべきもの
彼女にとって世界は守ってくれるもの
日が昇り日が落ちるそしてまた日が昇る
世界はこの間に物を生み出した
それは必要なモノであり
不必要なモノだった
たまに他の世界からモノが飛んでくる
それを拾い集めるのが彼女の趣味だ
ある時一冊の本が落ちていた
本の内容は少年と少女がいろんな世界を旅歩く話だった
彼女は他の世界に興味を持った
ある日、彼女は他の世界に行くことにした
両手に何も持たず
ワンピースをひらひらさせながら
彼女は世界からいなくなった
彼女は世界からいなくなった
彼女は世界からいなくなった
彼女は世界からいなくなった
彼女は世界からいなくなった
彼女は世界からいなくなった
彼女は世界からいなくなった
彼女は世界からいなくなった
彼女は世界からいなくなった
彼女は世界からいなくなった
彼女は世界からいなくなった
彼女は世界からいなくなった
そして新しい彼女がやってきた
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