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『花月くん、お茶いれてくれるかね』
沙羅『わかりました。』
私はお茶くみしにきてるんじゃないんだから。
もーあのくそ上司どうにかならねーかなぁ?
上手くするために私は何だって我慢出来る。
だから上司にも文句言わずに言うことを聞いている。
でも、女ってどうしても男の上に立つのは難しいんだよなぁ。
私はここで終わる気ないけど。
沙羅『お茶お持ちしました。』
『ありがとう』
沙羅『皆様もどうぞ』
『気がきくな』
沙羅『それ程でもありません。もう5時なのでお先に失礼します』
『また来週な』
とりあえず連司に電話だな。
『連司?今終わったよ』
『お前相変わらず定時に上がってくるな』
『当然。ま、これから残業増えるかもしれないけど』
『そっか、じゃーいつもの店でいいか?』
『いいよ。じゃー後でね』
電話を切り待ち合わせの場所に急ぐ。
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