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そして途端に、ウェイトレスが赤面する。
「も、申し訳ございません!4名様でした!すいません!」
賢二が同じ事を言っても、ここまで赤面し、慌てることはなかっただろう。ウェイトレスは簡単な計算を間違えた事よりも、まだ小学生にもなっていないであろう幼児に指摘された事にとてつもない羞恥を感じているのだろう。
その後、澄也と賢二は窓際のテーブル席に案内され、メニューを見ながら2人を待つ。
実は、澄也はまだ2人がどんな人物なのか知らない。
賢二が言わなかったというのもあるが、何より彼自身が興味無いからだ。
席に座って5分程経ち、そしてとうとう2人が来店した。
身長の高いモデル体型の美しい女性と、澄也と同じくらいの年齢の少年だ。
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