0人が本棚に入れています
本棚に追加
先生:ありがとうな関川
茜:いえ、それではこれで
放課後、茜が先生にされた頼まれ事を済まして急いで帰っていた
もう…どうしてこんな時に先生に頼まれ事されるの……
茜:やっぱり連れて行かれてる…
玄関に着いたがそこに椋葵の姿は無かったのを確認すると急いで学校の外に行く
茜:(どこまで行ったの…?)
2人に追いつこうと帰り道を走りつづける
茜:居た!
横断歩道を挟んだ反対車線の向こうに2人が歩いてるのを遠目で見つけた
茜:(早く…早く早く!!!)
横断歩道まで着いた瞬間、椋葵が振り向いた
椋葵:茜!!
茜:椋葵!!
茜は早くそばに行きたいのかしっかりと確認せずに渡ってしまう
椋葵:茜!?
椋葵が血相を変え走ってくる
茜:(どうしたの?…!!)
信号が赤ということ、車が走ってきていることに気づいて足が止まってしまう
椋葵:あかねぇぇぇ!!!!
椋葵が走って横断歩道を半分まで行った瞬間に飛び、茜を抱えて歩道に飛び込む
茜:ありがとう椋葵…。椋葵!?…!!
飛び込んだ時にぶつけたのか椋葵の頭から血が流れていた
最初のコメントを投稿しよう!