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~勇気side~
俺は屋上を出た後、特にする事もなかったので図書室で暇を潰していた。
たまにパソコンとか触ってみるが、インターネットに繋げないからつまんねぇ。
桜と教室同じだから帰りたくねぇし…
「ちょっと良いか?」
「奈津美か。」
デカい図体をした奈津美が目の前に現れた。
微妙に首に掛かっている髪が鬱陶しく感じる。
奈津美は意味あり気な笑みを浮かべて親指を外に向けた。
「ちょっと話をしないか?」
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