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少女「なっ…!何で~!?{ランス×10}と『聖なる水よ、全てを洗い流せ!{ウォーターインテンス}』」
さっきのランスと一緒に詠唱つきのやつで唱えたのは、水の中級魔法。大量の水が波のように敵に迫る魔法だ。
つまり50cm程の光の槍が10本と、大量の水がタイガーウルフに襲い掛かったのだ。
「グルル…」
しかし、流石はSS。素早く魔法を避け、少女の後ろに回り込む。
少女「や~~~!」
少女が最期を覚悟し、悲鳴をあげながら目を閉じる。
しかし、いつまで経っても衝撃が来ない。
少女「あへ?」
流石に不思議に思ったのか、少女が恐る恐る目を開ける。すると…
「怪我ないか?」
少女の目に飛び込んで来たのは、黒焦げになっているタイガーウルフと、黒に赤のメッシュを入れた短髪。
そして、少女を心配そうに覗き込む漆黒の双眸だった。
少女「∃※£∀Ο∞」-バタッ
少女は相当ビックリしたのか、安心したのか、訳の分からない言葉?を発しながら倒れた。
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