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ル「さて、落ち着いたか?」
ルシフェルはシルヴィアが落ち着いた頃合いを見て、話しかける。
シ「はい///」
ル「踏む…あっ間違えた(笑)ゴホン…フム。まず、我は悪魔王だ。神が死の森にSSの魔物を送り込んだと聞いてな。この時期はユーネスト王国の姫が森に籠るころだからな。危ないと思って、助けに行ったんだ。」
ル「はい!此処までで質問ありますか?」
今日のルシフェルのテイストは学校の先生だ。
シ「あの…神が送り込んだって、どういうことですか?」
ル「良いところに気付いた!…これから我が言うことに嘘は無い。信じるも信じないもシルヴィアしだいだ。」
ルシフェルは急に真面目な顔になる。
ル「この国で“魔物”と呼ばれているのは全て神が作った天使の紛い物だ。今天界にいる天使は前神が造った者達だ。今の神には天使が造れないんだ。」
シ「じゃ…じゃあ、ルシフェルさん?も神のてしたなんですか?」
今まで黙って聞いていたシルヴィアが青ざめた顔でルシフェルに聞く。
ル「あ~…我は悪魔王だが、魔物を統べてる訳じゃない。魔物を統べてるのは、神の使いの魔王だ。我が統べるは悪魔のみ、」
ルシフェルはいつの間にか出したお茶を飲み始める。
シ「その話しって本当なんですか?」
ル「最初に言ったろう?信じるも信じないもシルヴィアしだいだ…ってな。はぁ、お茶美味しい」
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