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西暦――年、東京
夜になっても明かりが消えることはない、まさに眠らない街。
東京では『アンドロイド』を一家に一体持っていることが当たり前であり、次々と新しい型が売り出されていた。
その一方、地方には、反アンドロイドの組織がいくつか存在する。
彼らはアンドロイドを破壊し、所持者に制裁を加えていく。
その理由は『人間が命を造り出すなど愚か』だから。
このように人工の生命体が産み出されたことにより、世界での日本の立場は大きく変わっていた。
一方では称賛され、一方では蔑まれる。
そんな有り様だった。
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