緊急事態かと思いまして

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「だから、あんたは誰?」 私は二人席にどかっと座り込み、 キャラメルマキアートを一口飲んだ 向かい側には、あの男 「申し遅れました! 僕は時宗高校1年D組  岡本洸と言います! 誕生日は9月10日、星座は…」 「そこまではいいから」 「…はいっ!」 アホっぽい顔をしているが なかなかの名門校に通っているな… 顔もそれなりに整っているが、 良く言って上の下というところだ ふぅん… 「それで、君は何がしたいの?」 「えっと、僕はあなたに 一目ぼれしまして!」 「はぁ…」 「付き合いたいなぁ~なんて!」 浮かれすぎだ。 こいつ、バカに違いない 「へぇ~」 「というわけで、付き合ってください!」
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