失恋

3/4
前へ
/30ページ
次へ
里葉ちゃんの目は真剣だった。 里葉ちゃん、自分の気持ちに気づけたんだね。 琴音『すごくお似合いだよ、お幸せにね。』 本当は泣きそうだった。 だけど、堀竹君の前で告白した時のように泣けない。 もう堀竹君には里葉ちゃんがいる。 涙をふいてあげる相手も 頭を撫でて慰めてくれる相手も 里葉ちゃんだけだから…
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加