運命

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運命

運命ってさ、あるのかな? そんな事をたまに思う。 よく赤い糸、とか前世からの約束、とか耳にするが、俺はそういうのは信じてない。 でも夢ならよく見る。 それは夢の中で同い年位の女の子が、俺に「君は私にとって運命の人なんだよ?いつになるかわからないけど、きっと会えるからね?」みたいな感じで問いかけてくる夢だ。 女の子の顔もちゃんとハッキリしているのに会った記憶も無ければどういう子なのかさえ知らない。 でも気にしてなんかいない。 だってそうだろ? ただの夢だ。
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