0人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
「うちさ~、たまに考えるんだ~。大地kに告白して、ふられて、でもまだ好きで、なんでなんだろ~ってw」
「またそういうこと言う~^^;」
ふられたこと言うと、いつも困った風にする大地k。
「あ、違うの。大地kといて、居心地いいっていうか、なんでも話できてさ~、落ち着くんだよね~w」
「そうか?w」
「うん。それがなんでかな?って考えてて、大地kはうちのなんなのか、分かったのw」
「おおwなんだったの?」
「うちのお兄ちゃんw」
「お兄ちゃんってwww」
「大地k、年下だけどさ~、なんか大人っぽいとこたまにあって、たまにだよ?w」
「たまには余計だw」
「そんでもって、子供っぽいとこもあって」
「それは、ちるるcにだけは言われたくないなw」
「なによ、それ~;;」
「だってちるるc、子供だし、なんか危なっかしくて、守ってあげたくなっちゃうw」
少しドキッとしてしまった。
「妹みたいだからなw」
「だから、大地kは、ここではうちのお兄ちゃんw」
「そうだな。ちるる」
「やだ~、呼び捨てとかてれるううううううううww」
「なんだそれww」
こうして、大地kを、お兄ちゃんとして見ちゃえば、余計な気持ちが、芽生えないはず。
ここでの出来事は、リアにはありえないこと。
そんなのずっと前から分かってる。
だから無理にでも、お兄ちゃんにして、自分の恋の気持ちを隠そうとしていたのかもしれない。
でも、やっぱり、リアで大地kみたいな友達ほしいな~。
なんでも話できて、相談できて、一緒にいて落ち着く人。
あ、彼がほし~いか。
4年前に、大地kと出会って、今までずっと、大地kのことは、冷めたり熱したりしずに、変らない気持ちで、好きだったこと、誰にも知られず、ネトゲで恋したこと、うちはきっと忘れないんだろうな。
ネトゲでも、起こっていることは、リアとは変らない。
でもネトゲの世界は、リアにはなれなくて・・・。
この気持ちは、永遠にネバストの中に、しまわれる。
いつか、ネトゲを卒業する日がくる。
でも、うちは忘れないよ。
ネトゲで出会った人達の事、起きたいろんなこと、喧嘩したこと。
うちの中では、すべていい思い出になってる。
大地kと出会えて、ほんとに幸せ。
最初のコメントを投稿しよう!