Φ

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先生「次、属性無し」 「………はい」 僕だ、僕はほとんど名前で呼ばれない 魔法陣に血を垂らす…… 魔法陣が赤く光り 目の前が真っ白になった 「なんや……変な奴きたなー」 目の前には赤い切れ目に、銀色の髪 黒い角……悪魔の羽………って 「魔族?」 「そや、わいはマナ、魔族の全王や」 僕はペコリとお辞儀をする 「僕は…Φ(ファイ)…Φだけ」 マナ「ふぅーん……珍しいなぁー」 僕は何が珍しいのか分からなかった マナ「まぁ、よろしゅう」 Φ「あ……はい」 マナと握手をして魔力を注ぐ
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