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「美紅だってもててるんだから彼氏の1人や2人ぐらい作れるんじゃない?」
「駄目。私は一途なんだから…」
「引かれたらどうすんの?」
うーん。と考える素振りをしてから口を開いた。
「その時はその時で。」
そんな話をしている間にも1人の男
子が大きめの箱を持って舞台に立った。
確かあの人の名前は…
佐々木康介だったかな…?
私より一つ年上の高3だ…
うちのクラスの女子が恰好いいとか何とか騒いでいたのを覚えれいる。
確かに背は高いし、足は長いし、顔はいいし、頭もいいし、優しいとかいう噂だけど、絶対表だけだと思う。
影で何をしているか分かったもんじゃない…
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