0.悪夢

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同日 午後11時 百合子は住んでいる アパート近くのコンビニで 箱入りアイスを買い帰宅中。 断ち切れずアイスを頬張っていた。 「やっぱり夏はアイスだね♪」 2本目を食べ終えゴミを買い物袋にしまう。 「次は何にしようかな~? 小豆?バニラ?迷うな~」 歩きながら次の獲物を思案する。 「よし!中身を見ないで運に任せよう!」 百合子は胸を躍らせ、次のアイスを選ぶ。 「これだ!…やったチョコだー でもオレンジって気分だったな~」 「―――――」 (ん?) 百合子は立ち止まる。 辺りを見渡す。 細い道の先に何かの気配がした。
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