0.悪夢

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(あっちかな?) 百合子は恐る恐る細い道を進む。 不安と恐怖が膨らむ。 今にも左右の壁が動き出し 潰されそうな雰囲気がこの道にはあった。 すぐに細い道をを抜けて 百合子の不安と恐怖は 一気に解放された。 抜けた先には 走り回れるほどの広場があった。 「気のせいか」 百合子は来た道を引き返そうとした。 『見つけて』 百合子はあわてて振り返る。 誰もいない… 鼓動が早くなる。
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