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そして2時間後、今日の生徒会はお開きになりみんな帰宅準備をしていた。
「隼人君、みんな!聞いて。」
かなでは帰り際にみんなを引き止めた。
「なんだ?」
「私の感なんだけど、またなんか大変な事が起こりそうな気がするの…」
かなでは真面目な顔でいった。
「そうか。まぁ今は暗い事考えず楽しくしてようぜ。起きたらおきたでその時考えればいいし。なっ!優。」
「そうね、隼人。今起こるかどうかわからない事を考えてもしかたないしね。」
「そうだよ姉さん。」
かなえは普通にいった。
「そうかな……そうだといいんだけど。」
みんなが先にでて、かなでが最後に生徒会室をでようとした瞬間、かなではふと生徒会室の会長机の後ろにある窓をみた。
今一瞬だけとどこかで人が転移してきたような反応がしたような……まぁ気のせいか。気にしすぎもよくないしね。
「どうした?」
「なんでもない。」
かなでが生徒会室をでたので隼人はドアの鍵をしめた。
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