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「みんなは、この後どうするんだ?」
「私と北斗は生徒会の仕事が有りますので、ここで失礼しますわ」
「わたしは図書館に行く予定よ」
「僕は久々にギルドに行って討伐依頼を探すつもりだよ~」
俺の質問に神輝と北斗、都に嵐が予定があるとの返事が返ってきた
嵐の『討伐依頼』の言葉に琥太郎が反応して振り向いたが珍しく着いて行くとは言わなかった
俺は返事が無かった琥太郎と瑞穂に1つ提案を出してみた
「なぁ、琥太も瑞穂も予定が無ければ、これから夏休みの宿題をしないか?」
「零~!?また勉強か~!?折角補習授業が終わったばかりだぜ!?」
「だからだよ!補習授業の内容を覚えてる内に宿題やっちまえば直ぐ終わるんじゃないかと思ってさ!」
案の定、俺の提案に琥太郎が反対したが理由を説明すると瑞穂が話に入ってきた
「良い考えね!零にしては、まともな事を言うじゃないの!」
「『まとも』は余計だ!瑞穂」
瑞穂の言葉に俺は即座にツッコんだ
「ヘヘッ、ゴメンね!」
瑞穂は軽い感じで謝罪すると別の提案もしてきた
「ねぇ、ついでに自由研究も一緒にやらない?」
「!!?…そうだな!1人より3人でやれば自由研究も早く終わらせそうだしな!」
瑞穂の提案に俺は賛成すると、琥太郎は盛大なため息と共にボソッと呟いた
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