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「ハァ~~ッ…仕方ねぇな…諦めて勉強するかぁ…」
ガックリ肩を落としていた琥太郎だったが一転、開き直った様子で俺に話掛けてきた
「なら、そうと決まったら早速零の部屋でやろうぜ!!」
「まて!?琥太!何で俺の部屋なんだよ!?」
「言い出しっぺは零だろ?だったら部屋くらい良いだろ?」
琥太郎の言い分に俺は反論しようとしたら瑞穂が代わりに言ってくれた
「琥太の事だから、零が作るご飯目当てなんじゃないの~?」
「チガッ!?………バレた?」
瑞穂の言葉に琥太郎がニヤッと笑いながら言ってきたので俺は頭を抱えた
「ヤッパリな……でも、まぁ良いぜ。ひとまず宿題持参で俺の部屋に集合な!」
「了~解~!」
「判ったわ!」
琥太郎と瑞穂が返事をすると、俺達の話し合い?を静観していた北斗が苦笑しながら俺達を見渡した
「…話がまとまったようだな。それじゃあ、ここで解散だな…」
北斗の言葉に俺達は頷くと、それぞれの予定の為に解散となった
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