魔王城の日常だがどうしよう?

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魔王城は現在で言えば東京の杉並区に位置する。 中世ヨーロッパのような感じの建物で他の家もそうだ。 そんな中一際目立つ魔王城の一室。 現在白髪の男と金髪の女性が机を挟みソファに座っていた。 男の方はイケメンの部類で鋭い吊り目。 目を引くのは頭にある角。 そして黒い蝙蝠のような翼である。 女の方は金髪で青い鎧。 胸部分は銀色でスカートのような脚部分の装備。 凜とした女性である。 「いやーごめんごめんひさびさの他人だからついいじちゃったよ」 男はそう笑いながら語りかける。 机にはご飯や焼き鮭、味噌汁などの和風料理が出されている。 栄養バランスも気が使われている。 「あっ、気にせず食べて食べて 俺は基本人が食べてる笑顔とか好きなタイプだから 食べてくださいアルトリアさん」 アルトリア「そう…ですか じゃあ遠慮なくいただきます」 アルトリアと呼ばれた女性は置いてあった箸を取り食べ始めた。 「おかわりもありますからゆっくりどうぞ」 男はそう言って自分とアルトリアの湯呑みに急須で茶を注ぐ。 アルトリア「燐さん! おかわりください」 燐「はいはい喜んで」 燐と呼ばれた男性は茶碗にご飯を装ってアルトリアに渡し席に戻りお茶を飲む。
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