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「アイツら・・・・?」
その一言で俺は動くのをやめて、幼馴染と向き合った。
「そうアイツら!俺がその道にプロって事はゆきちゃんも知ってるでしょ?」
その道・・というのは裏世界の事で、幼馴染は趣味で情報屋をやっているのだ。
俺が手を止める事を予想していたのか、得意げに話しだした。
「ゆきちゃんが俺と同じ所を入学するって言ってくれた時に、本当に嬉しくてさー!!ゆきちゃんにお涙頂戴の悲恋よりも、甘甘幸せなBLライフを送って欲しい訳なのよ!!だから、ちょっと調べたんだー!!!!!!し・た・ら・ねっ?見つけちゃったの!アイツ等を!!!!!
俺様会長に、腹黒副会長!無口わんこに、双子会計を!!!」
「だと思ったよ・・・」
アイツらって誰だか全然分かんなかったもん。
「どう?ゆきちゃん!!変装したくなったでしょ!!」
「いや全然、むしろ俄然したくない。」
「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!?」
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