36人が本棚に入れています
本棚に追加
都会のどこにでもある高層ビルの一室。
見晴らしの良い部屋――の真ん中にある黒光りした、いかにも高そうな椅子に男が座っている。
特大スクリーンに映る映像を男の隣に立っている男がリモコンで操作している。
『次のあのグループはどうなっているね?』
椅子に座った男が尋ねた。
『はい。予定どうりランスターが破壊致しました』
『そうか………今の職業は何種類あるんだね?』
『そうですね。確か500以上と』
『三つほどランダムで表示してくれるかい?』
『かしこまりました』
ピッ
静かな部屋にリモコンのボタンを押す音が鳴る。
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
【武術見習い】
レア度 《D》
武術使いの見習い。レア度は低いが拳法の他にカンフーも使える。レベルの上がりようではレア度が変化し"双節根"や"トンファー"以上のような武器が使用可能になる。スキルは【双纏手】など【山突き】がある。
【学者】
レア度 《B》
あらゆる物、者を調べる事が出来る。非戦闘員だがスキル【調査】を使う事によって相手のスキルの効果を知ることが出来る。鍛冶屋や科学者と協力すると、とてつもない強さの武器が作れる。スキル【調査】、【弱点】がある。
【盗人】
レア度 《A》
相手の持ち物、金を奪えるスキル【泥棒】がある。その他にもレアスキル【吸収】がある。【吸収】は相手のスキルを奪い自分のスキルに変えれる事が出来る。この職業がレア度 A なのはこのスキルの為。しかし自分よりレベルの低い相手にやらなければ成功率は低く、自分よりレベル高い相手にすると失敗の可能性がグンと上がる。
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
『うむ。やはりSSランクや、Sランクの職業はなかなかでないな』
男は近くにあるテーブルの上に置いてあるワインに手をかける。
『次は、51番エリアの映像を見せてくれないか?』
『かしこまりました』
最初のコメントを投稿しよう!