出会い

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亮が冷蔵庫から冷えた缶ビールをふたつもってきた。 「缶のままで、いーだろ?」 異議なし。 缶のまま、乾杯をして、ピザを食べた。 「…っはぁ!美味しい!」 自分の置かれている状況はさておいて、ビールとピザを満喫した。 亮は、よく気が利く。 きっとモテるんだろうな。 亮は時折、大切そうにあたしを抱き寄せ、甘く話しかける。 缶ビールを3つ飲んだ頃から、あたしは気分も大分よくなってきた。 亮の甘さに溺れはじめる。 亮がカッターシャツの隙間からあたしの乳房に手を伸ばしても、あたしは逃げないで、亮に身を委せはじめた。 再び亮にカッターシャツを剥ぎ取られる。 さっき途中で中断されていたからか、あたしは自ら亮を求めた。 亮に包まれる。 甘い、大人の時間。 まだ出会ってから1日もたってないのに、 あたしは、 あたしのからだは、亮にすっかり馴染んでいった。
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