出会い

15/15
前へ
/359ページ
次へ
「なぁ、美優」 「なあに」 「もうすぐ夕方、だから」 「だから?」 一旦離れた亮は、色々もって戻ってきた。 「動くなよ?」 そう言うと、亮は剃刀をもって、慣れた手つきで、あたしのからだのあわゆるとこをキレイに露にしていった。 「ほら」 鏡で、仕上がったあたしをみせる。 「……恥ずかしい」 「なにを今さら」 そして、 あたしのストッキングであたしの乳房を際立たせる。 「どうだ?」 「……恥ずかしい」 ニッと笑った亮は、大切そうにあたしの際立ったところを掌で撫でる。 こいつ、相当のSだ。 でも……… 「………はぁ」 あたしは甘い溜め息を漏らす。 それを確認した亮は 「やっぱり、美優はMだ。 やっと出会えた。もう、放さねぇ」 満足感いっぱいに呟いた。 この妙な出会いは あたしの人生を変えた。
/359ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2083人が本棚に入れています
本棚に追加