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「………ん……」
なんだか、窮屈だ。
「起きたのか?」
………は?
男?
目をあけると、
「………?」
「まさか、わかんない?」
「…………???」
「まったく………。」
その男はため息をついて、ニヤリと笑う。
「お仕置きだな」
「…………?????」
「きゃっ?!」
「おとなしく、してろ」
おとなしくも、なにも、
まだ寝ぼけているあたしには、なにも抵抗できなくて、
「お仕置き、だな」
敢えて繰り返すと、男はあたしの唇を激しくあまく奪い、からだを再び重ねてくる。
暫くしたら、思い出してきた。
この男は………
亮だ。
合コンの……。
そしてどうやら、ここは亮の部屋。
早い話、お持ち帰り、されたみたい。
亮の激しい愛撫は続き、
再び亮はあたしのなかにいるまま果てた。
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