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時間が過ぎていくにつれて、なんだか亮の腕のなかにいることが、心地よくてたまらなくなってきた。
話をしていても、亮は話題が豊富だった。
案外悪い人ではない?
「美優の髪」
亮が囁く。
「俺と同じ匂いがする。なんかうれしー。
……美優は、俺の女、だからな?」
そう言って、ソファーの上であたしをゆっくり倒し、愛撫をはじめる。
「………亮…」
あたしのからだは、すでに亮を受け入れる準備を整えていた。
あー。
男にこんなんされるの、初めてじゃない。
けど…………
こんなにきもちいいんだ?
亮がすっかり慣れたようにあたしにはいってくる。
まだ、外は明るい。
「声をだすなよ?
だしたら、お仕置きだからな?」
あたしは、我慢した。
我慢したら、もっと違う気持ちよさが襲ってくる。
「やっぱり、美優はMだ」
嬉しそうに亮は言う。
「時間は、たくさん、あるから、な?」
そう言って、亮はゆっくりあたしから離れた。
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