サプライズ計画

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「やけに楽しそうだな。 つか、何に協力すんだ?」 その気配の正体は大輝。 私たちの会話を聞いていたのか真顔でそう、聞いてくる。 「え…いや、その…」 「あ、あれだよ! 仕事の事でってこと!」 変に焦り始めた私たちはどもりながらそう、誤魔化す。 ここで、パーティーの事をばらすのはまずい。 そう、思って出た答えがそれ。 「ふーん。」 様子の変な私たちを見て怪しんでるのか大輝のそのひと言は棒読みに近かった。
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