103人が本棚に入れています
本棚に追加
「………そろそろ戻る?」
「そうだな、戻ろ。」
一瞬、沈黙が続くと私からそう言う。
と、大輝も賛成して2人で部屋に戻ろうと歩き出す。
「そーいえばさ、」
「んー?」
隣を歩いてる大輝がそう何かを話し始めると
私は少し、首を傾ける。
「俺が挨拶してる時、おめでとって言ってただろ。」
「…あ……聞こえてたの?」
大輝は少し笑顔になったと思うとその言葉。
あんだけ人が居てて皆が同じ言葉を言ってる中で、私の声…わかったんだ。
なんか、私は嬉しかった。
最初のコメントを投稿しよう!