誕生日パーティー

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「………そろそろ戻る?」 「そうだな、戻ろ。」 一瞬、沈黙が続くと私からそう言う。 と、大輝も賛成して2人で部屋に戻ろうと歩き出す。 「そーいえばさ、」 「んー?」 隣を歩いてる大輝がそう何かを話し始めると 私は少し、首を傾ける。 「俺が挨拶してる時、おめでとって言ってただろ。」 「…あ……聞こえてたの?」 大輝は少し笑顔になったと思うとその言葉。 あんだけ人が居てて皆が同じ言葉を言ってる中で、私の声…わかったんだ。 なんか、私は嬉しかった。
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