103人が本棚に入れています
本棚に追加
/275ページ
「あの…」
私たちは下の控え室で車を待っていた。
そんな中、私は手に持っていた飲み物をテーブルに置いて
イスから立ち上がり三人の方を向く。
「酒井さん、天野さん、岡田さん、これからよろしくおねがいします!」
「よろしく!」
「よろしくねー」
さっき、気合を入れ直した私は改めて三人にそういい頭を下げる。
すると、天野さんと岡田さんが笑顔でそう応えてくれる。
そんな中ひとり、私の言葉に返事をせず
私をじっと見ている存在に気付く。
最初のコメントを投稿しよう!