大嫌い

26/40

103人が本棚に入れています
本棚に追加
/275ページ
そんな3人に思わず見とれていると、 いつのまにか撮影が終わっていて3人の姿が私の前にあった。 「由里ちゃん?」 「起きてるー??」 気づいた時には瑛介くんと流星君が 私の名前を呼びながら私の目の前で手の平をパタパタさせていた。 「あ、ごめん!」 「ったく、なにしてんだよ 次はインタビューだ。行くぞ。」 私が慌てて謝ると飽きれた顔をした大輝が そう言いながら出口の方に歩き始める。 「あ、ちょっと待ってよ!」 私はそう、言葉を発すると急ぎ足で大輝の方に歩いて行った。
/275ページ

最初のコメントを投稿しよう!

103人が本棚に入れています
本棚に追加