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「って、もうこんな時間！
お母さん、そろそろ行くね！」
ふ、と時計をみると家を出る時間が過ぎていて
私は急いでカバンを持ち家を出る。
急いで歩いてついた場所は、「夕陽ヶ丘女大附属夕陽ヶ丘女子高等部」と書かれた有名なお嬢様校で
私が小学生の頃から通ってる学校の高等部。
世間からは「堅い女子が集まるとこ」とか
「みんな真面目で笑わない」なんて散々な事言われてる。
けど、それはとんでもないデマ。
ここにはいい子がいっぱいだしみんな仲いい。
行事だってクラス全員でがんばる。
私にも2人の親友がいる。
「由里、おはよー！」
「おっはー！」
階段で自分の教室がある階まで行き教室に入る。
すると、私を見つけた彩香と藍那が私のとこに来てそう、言う。
これが私の2人の親友。
2人とも私をわかってくれて
相談に乗ってもらったり乗ったりする。
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