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「由里、ばいばい」
「うん、また明日!」
あっと言う間に1日の授業が終わり放課後。
私は今日も教室で彩花と藍那と別れる。
教室から誰もいなくなったころを見計らい私も教室を出る。
校門を出て昨日の帰りと同じ道を歩きながら私は鞄の中から1つの手帳を出す。
そこには、予定がぎっしり書いてある。
私のじゃなくてredの。
昨日の夜、お父さんからこの手帳を渡された。
ここにredの予定が書いてあるからこれからはこの手帳を見なさい、って。
そんな手帳の今日の予定を見ると歌番組と書いてある。
それに気づいた私は出発時間が近づいてる事に気づき急いで駅に、事務所に向かう。
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