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第2章:支配された世界
前回のおさらい
双子の太鼓兄弟のドンとカツはある老人に世界を救って欲しいと頼まれ、老人のいる世界へ無理やり転送された。
ドッスーーーーーン!!
カツ:イッテ~~~~~~!
ドン:イテテテテ……………ここは?
ドン:さっきの老人が言ってた世界なのかな?あの老人は何処だろ?
老人:お………降りろ………………
ドン:?何か聞こえへんかった?
カツ:さぁ?
老人:……………………………
カツ:オーーーイじいさーーーん
ドン:何処や~~~~~?
老人:降りろと言っておるじゃ
ろが!(怒)
ドン&カツ:ギャッ!!
老人:全く………年寄りにはもっと優しくするんじゃぞ!
ドン:そんなことより、ここは何処なんや?
老人:ここはさっきお主らに話した世界じゃよ。
カツ:でもなんかあまり変わらないなぁ………
老人:そりゃそうじゃ、ここはあと1000年以上後の地球なんじゃからのう。
ドン:へぇ~~~~~ってエーーーーーー!!!!!
カツ:マジか!!!!!!!
老人:ワシは嘘はつかない、そのような反応じゃと、お主らは1000年以上前の世界から来たようじゃな。
ドン:そうだドン。
老人:では、今この世界がどうなっているのかを簡単に教えてやろう。
あれは、一ヶ月程前の話じゃ。
……………………ワシらはいつも通りの生活を送っていたんじゃ。
しかし、そんな時大きな音が響き渡った途端世界が過去と未来の二つに別れてしまったのじゃ。
ドン:過去と未来?
老人:そうじゃ。
ドン:でも今…………………ってあれっ?時計の時刻が止まってる!
老人:ここはワシが自ら作り出した小さな異空間じゃ。ここにいる間は時が全く動かないのじゃ。
ドン:ふ~~ん。そうやったんや!凄いなぁ~なぁカツ!……………ってカツ?
カツ:Zzz …………………
ドン:……………………………(怒)
バシコーーーーーン!!!
カツ:イッテ~~~~~!!
何すんねんや!めっちゃ気持ち良く寝とったのに(怒)
ドン:お前話聞いてなかったやろ?
カツ:ちゃんと聞いとったわ!この前トイレでうたた寝してて便器にはまった事やろ!
ドン:言ってねぇ~よ!
老人:お主ら漫才やっておる場合か!見よ!
ドン:なっ……何じゃこりゃ~~~~~~~!!
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