7人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
(日記まだあるかな?)
思い出し窓からずっと眺めていた。
不思議に思った彼女が
『どうしたの?外に何かあるの?』
と彼女が声をかけてくれた。
「うーうん。何でもないよ。綺麗な街だなって思ってね」
『私もこの街が好き。なんだか落ち着く…。…前の学校では部活何してたの?』
「テニスだよ。 部活は?」
『ほんと!?一緒だよっ』
先生 『静かに。』
「すみません。』
『怒られちゃった、またあとでねっ』
と教科書で顔を隠し微笑みながら言った。
「うん!」
そんな彼女の笑顔に僕も自然と笑顔でかえしていた。
授業が終わってすぐ、他の生徒達からも声をかけてもらった。思ってたより早く友達ができそうでほっとしたが、
それから彼女とはなかなか話す機会がなく気になっていた。
放課後…。
同じクラスの中でテニス部に入っている男の子に僕が前の学校でテニスをしていたことを知って
放課後、部活の見学に誘われていた。
部活見学を終え、家の帰り道あの公園に寄った。
日記はまだベンチの上にあった。
僕はベンチに座って日記を手にとった。
『病院に行って怪我の具合を見てもらった……』
その続きには消された後がある。
(何かあったのかな?)
次きを読もうとした時、ポツポツと雨が降ってきた。
僕は日記を雨の当たらない場所に置いて急いで家に帰った。
(明日は学校休みだから雨が上がったら元の場所に戻しに行こう…)
最初のコメントを投稿しよう!