プロローグ

3/5
前へ
/5ページ
次へ
「…確かにこれは君たち龍族ではなさそうだ。族長がいないのにこんな大きな雲と雷、雨などあり得ないしな。」 腕を組ながら帝釈天は独り言のように呟いた。 「帝釈天様、まだ胸騒ぎがおさまりません。これは一度天界会議をしたほうが…」 龍王が帝釈天に意見を出した瞬間、 地上の村々では雷や雨の影響で災害被害を受け始めていた。 これをみた帝釈天が厳しい声で言った。 「これは確かに明らかにおかしい。急いで会議を始めるぞ!」 「はいっ!」 二人は急いで暗雲を突き破り、空高く昇り始めた。
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加