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終礼の鐘が鳴り響く、ここ私立聖華女子学院。
ここは幼稚舎から大学まである私立一貫校である。
今日の授業は全て終わったのか生徒たちが次から次へと校舎から校門へと移動し帰宅していく｡
｢桜姫(さき)さん、帰りましょう。｣
教室に残っていた生徒が桜姫と呼んだ相手に話しかける。
｢真奈美さん、お待たせしました。｣
桜姫は真奈美というなの生徒に申しわけなさそうに言いながら駆け寄った｡
二人はそれから校門まで楽しそうに話しながら歩いていた｡
とその時、桜姫は突然眩しい光に包まれ、あまりの眩しさにおもわず目を瞑った。
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