『初恋』

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『初恋』

君と二人 帰りたくても 幼くて 何も出来ず 後悔ばかり 小さかった僕は 愛とか 恋とか 何も知らなくて 「好きだ!!」と その一言が 僕には言えない 君の事 好きなのに 悪戯ばかりで 素直になれない 初めての恋 君と二人 帰りたくても 小さな手 握り締める事も 出来ない 幼かった僕は 愛とか 恋とか 何も知らなくて 大事な その一言が 僕には言えない 君の事 好きなのに 悪戯ばかりで 素直になれない 初めての恋 真っ直ぐに 伝えられたら どんなに楽だろう? 心に秘めた想い 打ち明けられずに 終わりを告げた 初めての恋 この街を出るために 整理した荷物の中の 古びた幼い頃の 写真を見つめ 今、想い返す “ど うして 僕は君を 好きになったのだろう?”と 何度も問いかけた 自分の胸に 答が出ない 初めての恋
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