ある日

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「「すみません」」 「すぐに行ってきます」 帝王様に謝る隊長二人に、何処かへと走っていく零番隊隊員。 やっぱり、あの状態を収められるのは帝王様しかいないな。 「私の今日の任務は終わったんです」 「私も、緊急の任務が入らない限りは自由時間なんです」 (帝王様はこれからも任務があるみたいなのに、二人の隊長は任務がないんだな) 帝王様は念話を送っているんだろうけど、俺達には聞こえない。 「お待たせしました」 その時、零番隊隊員が帰ってきた。 「はい」 帝王様が何を言ったのか分からないが、隊員が返事をする。
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