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「いくら零番隊隊員だからって、帝王様といつも一緒にいるなんて不公平ですわ!」
「でも、彼女に何かすれば、帝王様が黙っていませんからね……
嫌われるのは御免です」
「私だって……!」
どうやら憎いらしいのに喧嘩に発展しないのは、帝王様がブレーキ役をしているかららしい。
(隊長達が帝王様に対する態度って、尊敬しているだけって感じじゃないよな)
あまりにも必死過ぎる。
何であんなに感情を剥き出しにしてまで側にいたいんだろう?
何か理由があるんだろうか?
それとなく周りに聞いてみても、エンドドロップ隊員が隊長達に話しかける勇気もなく、理由を知っている者はいなかった。
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