ある日

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しばらく零番隊隊員へ向けて文句を言っていた隊長達だったけど、言うだけ言うとスッキリしたのか、思い思いに歩いていく。 エンドドロップ隊員達も徐々に場を離れ、しまいには俺達三人しかいない状態に。 (取り敢えず……助かったぁ) 怒りの矛先が零番隊隊員へと向かっていたからか、俺を咎める事がなくて一安心。 胸を撫で下ろす。 「いつも思うが、隊長達が帝王様に対する態度って、俺達みたいにただ憧れているだけじゃないみたいだよな?」 ハロも俺と同じ事を思っていたらしく、隊長達が消えていった先を見ている。 (そうだよな) 何か、帝王様を取り合っているように見える。
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