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「俺様とこいつの関係?
こいつは俺様のものだ」
「なっ……!?」
全員が驚愕に固まる。
帝王は男の筈……
それって……?
「で?
こいつが寝る間も惜しんで任務をしていたのに、お前らは何をしている?
何故任務をしていない?」
その言葉には何も言えない。
男の言葉を真に受けるなら、帝王は寝る間を惜しんで任務をこなし、ようやく寝たって事なんだろう。
対する俺らは任務が終わり、雑談をしていた。
剣客者は任務を終えてからそんなには経っていないだろうが、それでも睡眠を削るまで任務をしているとは聞いた事がない。
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